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君に努力はいらない
- 2017/04/24
- 02:39
企業というのは、客が何を求めているのかというのを敏感に感じ取り、儲けを出すことだけに注力している。
しかも、少しでも実績を上げるために、会社は時に人間性を破壊するような指示を社員に向けてはっすることも珍しくない。
その指示に「ノー」と言うことができなかった結果、会計をごまかしたり、嘘の性能表示をしたりといった事件が起きてしまうのだ。
さらには、働き過ぎで亡くなってしまう人も出てくる始末である。
こんなことが起こるたびに、私は会社というものに何とも言えない汚さを感じることになる。
だが、そうした組織で働いているうちに、誰もがその「汚さ」に違和感を抱かないようになってしまうのだろう。実に恐ろしいことだ。
(中略)
とはいえ、生活手段として嫌でも仕事をしていかなくてはいけないという現実はある。生きていくには、まずは衣食住を確保しなければならない。
だが問題は、衣食住の心配がなくなった時点からその先をどう生きるかである。
ここがその人の人生の分岐点で、会社に言われるまま必死に働き、とにかく給料を上げることに重点を置くか、
自分というものに重点を置き、会社の言いなりにはならないと決めるかで、その後の人生が大きく変わる。
(桜井章一著「君に努力はいらない」より抜粋)
私は、会社の言いなりにはならないと決めて生きてきたつもりだけど、もう、頭がおかしくなりそうです。